な行
駿河城御前試合 (徳間文庫) 作者: 南條範夫 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2005/10 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 133回 この商品を含むブログ (132件) を見る あまり新刊を読みません。アウト・オブ・デイト。すいませんねえ。 まあ新刊を読ま…
ア段 西尾維新の本を読む。これ、結構曲者です。というのもこの本って実験小説で。この本、使用できる文字を制限しているんですよ。 以前筒井の本で同様の実験をしているけど(知っているでしょ)、この本でもいっしょ。そして西尾のケースもそれに似ている…
なんだかんだで西澤の上手さが際立っているのですよ。 あ、西澤保彦ね。僕は結構(というかかなり)好きな作家さん。でもミステリリーグの人でないとあまり知られていない作家さんでもある。 西澤というと「七回死んだ男」や「チョーモンインシリーズ」のよ…
教条主義者だったと思う。 学生の頃、蓮實重彦の「物語批判論序説」を読んだ。それは今あることに目を向けろ、そこに付随する口当たりの良い「物語」に騙されるなということだったと思う。 例えば映画を見る。その場合、僕らはつい付随している「芸能人の知…
皆さんの嫌いな数学の話し(一部好きかも)。 うーん、これくらい好き嫌いが分かれる科目ってないのかもしれないなぁ。苦手な子はほんと嫌いだし。自分も今、個別で教えているんですけど(数学は大っ嫌い)、ほんと目が死んでいるんだよなぁ。まず考えようと…
最近地震が凄い。 この間も生徒を教えていたらゴゴゴゴゴ。なんだこれーって思っているとだだだだ。すわ、天変地異か。 ああこのまま地震が起きて全ての建物が倒壊するのか 地割れが起きてそこにはまり込んでしまうのか 動物たちは狂気をなしてその波に飲み…
昨今の男子が草食系だとお嘆きの貴兄に送る。 夏目漱石『三四郎』 ああ、もじもじもじもじ。 そもそも発端からしてもじもじだ。三四郎は田舎から東京の大学に上京するのだが列車の関係で相席の女性(きっと小股の切れ上がったいい女だよ)と旅館で一晩を共に…