本と珍スポと教育と

本について語ります。珍スポットについて語ります。あとたまに教育について語ります。ゆるゆるとお読みください。

作家ランキング「ランキングの罠」(田村秀)

極私的ロクランキング(エロ編)



女性だけど私生活もエロい作家ランキング
5位 金原ひとみ
4位 山田詠美
3位 中村うさぎ
2位 宮木あや子
1位 斉藤綾子


斉藤綾子はほんとにエロくて困ってしまう。1位が気になった方は「愛より早く」「スタミナ」を読むべし。




エロも書くけど本当は童貞な作家ランキング

5位 村上春樹
4位 西澤保彦
3位 東野圭吾
2位 渡辺淳一
1位 乾くるみ

5位は本当な気がするんだけど。1位が気になった人は「イニシエーションラブ」を読むべし。ちなみに乾くるみは男性である。念のため。




性生活は全て風俗な作家ランキング

5位 円城塔
4位 竹本健治
3位 小林泰三
2位 新堂冬樹
1位 西村賢太

ってか西村賢太は事実。新堂冬樹もたぶん事実。今日もソープだレッツゴー(賢太は最近デリヘルだっけ)。1位が気になった方は「小銭を数える」を読むべし。




実は性豪な作家ランキング

5位 野坂昭如
4位 司馬遼太郎
3位 筒井康隆
2位 宇能鴻一郎
1位 団鬼六

これは結構あっている気がする。昭和の作家はなんか性豪な気がするんだよねえ。ってか団鬼六は事実だし。1位が気になった方は「アナコンダ」を読むべし。





エロなんて私には関係ないと言っているけど実は少し興味のある作家ランキング

5位 坂木司
4位 近藤史江
3位 有川浩
2位 北村薫
1位 梨木香歩

梨木はなんか実はエロいのではと勝手におもっている。ほら、「西の魔女」エロくないですか。ええ、違う?そうかなぁ、エロいと思うんだけど・・・1位が気になった方は「家守奇譚」を読むべし。




おれモテるんだよねーってアピールしているけど実は女性に縁がない作家ランキング

5位 綾辻行人
4位 伊坂幸太郎
3位 東野圭吾
2位 花村萬月
1位 新堂冬樹

新堂はどうしようもない気がする。あとね花村の本は「俺モテる」アピールが半端ないから。読んでいてダメな人は蕁麻疹がでるぞ。1位が気になった人は「黒い太陽」を読むべし。




今日の本


『ランキングの罠』田村秀

あの住みやすい県№1とかFIFAランキングとか、大学ランキングとか自分らって見てなるほど○○位かぁっていつも思うじゃないですか。でもそのランキングって何が基準なの?そこを明確にしようとするランキング裏の裏。

なるほど東大がいつも世界の大学ランキングで20位にも入ってないのは留学生を受け入れてないだけなのねとか、結構読めば鱗のことが多い。大体ランキングを付けるやり方が結構恣意的なんで、大事なのは「まあそこはそれ」(酉つ九芸者)だと思うことなんだよなぁ。

でも日本人ってランキング好きだからすぐそこに左右されちゃうよね。一応この本はそこんとこにも警鐘を鳴らしている。ランキングはあくまでランキングってこと。その「見る目」を養わないと痛い目にあうぞって言っているのね。でもねえ、自分もそうだけどミシュランなんかで星ついているとついつい行きたくなってしまうのよね。ううん反省だなぁ。

この本では住みやすい街、FIFA、病院ランキング、食べログ、大学ランキングなどについて細かくデータを提示している。そっかこんな風にランキングって作られているのね。ただ、弱点はケレン味が薄いことで「実はこのランキングはこうなんですよー」って書き方はあまりしていない。だから読んでも「どこが罠なの」って思ってしまうんだ。まあこれは作者の文章能力(正確には構成力)のなさが出てしまったと言えるんだけどどうにも読んでいて欲求不満になるぞ。いらいら。これがパオロマッツリアーノあたりに書かせるともっと面白いものができると思うんだけどなぁ(作者全否定)。

まあそれでもランキングに関して「そこはそれ」とおもえるようにはなる本です。流されてはいけないよね。自戒自戒。




エロではなく内臓にしか興味のない困った作家のランキング

5位 小林泰三
4位 平山夢明
3位 J・ケッチャム
2位 飴村行
1位 友成純一

この5人の作家の本を読めばエロからはすっかり卒業できます。間違いない(長井ヒデカズ)。

 

 

ランキングの罠 (ちくま文庫)

ランキングの罠 (ちくま文庫)