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本と珍スポと教育と

本について語ります。珍スポットについて語ります。あとたまに教育について語ります。ゆるゆるとお読みください。

実験くん~「女子中学生の小さな大発見」(清邦彦)

本を讀んだよ さ行

仕事で中学生に教えていますけど、たまに「よくそんなこと思いつくな」って時もあるんですよ。僕だけではなかったのね、思いついたのは。

『女子中学生の小さな大発見』清邦彦

身の回りの疑問と感動から「理科」は始まります。なんとも言えないくらいクスッとしてたまにその発見に驚いてしまう。これ実際に女子中学生が発見したりやったりしたこと。こんなことからも「科学」は見つかるのかも。

以下抜粋

Sさんはお風呂に入ると体が柔らかくなるというので前屈をしてみると本当に柔らかくなっていました。

Eさんはシラスの数を数えました。10gだけでも193匹いました。

Tさんは魚は体温を周りの温度にあわせられると聞き、金魚を冷凍庫に凍らせ、次に熱湯を注いでみましたが死んでしまいました。飼い主の妹に怒られました

Tさんはミノムシのフンを観察しました。毎日少しづつ大きくなっていました。

Mさんは温泉の水2㍑を煮詰めて温泉に溶けている物質をとりだしました。ほとんど塩だったそうです。

Sさんは東京の寄生虫博物館で8.8メートルのサナダムシなどを見て、そうめんなどを食べる気がしなくなったそうです。

Nさんは夏の車の屋根で目玉焼きを作ろうと、4時間置きましたが乾いて固まっただけでした。そこで次は車の中でゆで卵を作ろうとしましたが59度までしか温度が上がらず、失敗しました。

Oさんは河原で石炭を発見しました。でもお父さんは「それは春のバーベキューの跡だ」と言ってます。

Kさんはお正月の酔っ払いの観察をしました。「帰る」と言って30分飲んでいて、また「帰る」と言っても帰らず、1時間たって三回目の「帰る」で帰りました

Iさんはご飯を何回噛んだら甘くなるか調べました。10回では変化なく、30回ではちょっと甘く、50回では甘く、80回ではさらに甘くなりました。100回では口が疲れてしまいました。

Sさんはプラグのわれたところを持ってコンセントに差し込んだら、痺れて結構痛かったようです。危ないからもう実験しないでくださいね。




くすくす。ついにこりと笑ってしまう本です。中学生のころはこんなことを思いついたんだなぁとしみじみ。懐かしい。いつまでも好奇心を失わないでいたいものです。


といいつつ自分もいつの間にか中年通り越しているからなぁ。工員矢野ゴト師。

 

女子中学生の小さな大発見 (新潮文庫)

女子中学生の小さな大発見 (新潮文庫)