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本と珍スポと教育と

本について語ります。珍スポットについて語ります。あとたまに教育について語ります。ゆるゆるとお読みください。

洋服好きなんです「服が掟だ!」(石川三千花)

洋服好きです。

もう、ほんと馬鹿につける薬はないくらい「服バカ」なんですよ。一部屋は洋服だけの部屋にしてあるんだけど、どうにもそれでは入らない感じ。ええ、どうしましょう。というわけで今年は少しばかり服を買うのを控えようかと思ってます(どうせ、できない癖に)。

で、帽子なんかもつぶれてしまっているんで、思い切って見せる収納にしてみました。壁は穴だらけになってしまったかもしれないけど居間の壁はこんな感じ。

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ここに飾ってあるのはみんなニューエラ。もうこの独特のフォルムが好きで集めていたらいつのまにかこんなになってしまったよ。でも出かけるとき、この中のどれかを選ぶのがまた楽しい。あとどこに何があるかは一目でわかるからこれもまたいいかと自画自賛。僕は自画自賛の自慰中毒者です。

ちなみにもう片方の壁はこんな感じ。

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こっちも自画自賛。好きなスカジャンが三着かけられるんでここに飾るぜ、ベイビー。ちなみに下のアンティークは古道具屋で500円で買いました。謎なバリの置物です。夜中にたまに唸ったりしています(嘘)。

好きなものに囲まれているのはほんとに好き。子供みたいな大人(でなくて未だに子供)なんです。

というわけで今日は服の本。

『服が掟だ!』石川三千花

イラストレーターでもある石川がばっさばっさと切り落とす、私的洋服批評。

いや、石川の斬り方が痛快。メルヘン重ね着女を切ったと思うともどった刀で野球帽おじ少年を粉砕(痛たたたた)。さらには袈裟切りでパーティ服をめっためたに膾切り。そして最期はおじさんコートも微塵斬りだよ。

読んでいて痛快なんだけどどこか90年代チックなのも事実。あのね、石川や中野翠の評って読んでいて痛快なんだけど(僕は好き)、しょせんサブカルじゃーんって思っちゃうんだよね。そして両者に共通するのは回顧趣味。最後は中野だったら小津や落語に行き、石川だと和服に行く。

結局保守保守保守保守ホシュピタルじゃねえか。

そのいろいろ言いましたけどやっぱり古いものはいいものなんですってどうなのかね。なんか和服を着てパーティーに行って「私は出来る女」アピールをしている石川を読むとそれだけで「FACK!」って中指立てたくなるんだけどそこはどうなのかしらんって思っちゃう。結局最後はそれかい。

まあ石川には石川の言い分もあるだろうし、そんなに目くじら立てるものではないかもしれないけどちょっとあんだけ洋服を斬りまくるにしては自分の防御が脆弱じゃないかい。樫の盾ではドラゴンの炎からは逃れられないんだよ、石川君。

といいつつ最後には服に対する愛があるのは好き。

「お洋服は長い友達。仲良く遊んでいこうね」

この一言には賛成。どうせ着なければいけないもの(まあエガチャンみたいに全裸もアリだけど・・・なしか)。だったら少しでも自分が楽しめばそれでいいんじゃない。え?僕ですか。楽しんでますよ。年相応とか考えずにね(それはそれで問題)。

 

服が掟だ! (文春文庫)

服が掟だ! (文春文庫)