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本と珍スポと教育と

本について語ります。珍スポットについて語ります。あとたまに教育について語ります。ゆるゆるとお読みください。

貧乏です「藤澤清造短編集」(西村賢太編)

貧乏暇なし・・・的を射た言葉だな。いやほんと。根が貧乏症なんでどうもケチケチすることも多いです。

でもホントはそんなケチケチしなくても「大きなお金」を使うときにしっかり考えればいいだけなんだけどね。山田先生も言っているようにお金が溜まらない人って小さい金にはいろいろ考えるのに大きな金を使うのは考えないんだって。なるほどなぁと思う。あのね、例えばスーパーの特売ではやっきになるのに自動車のオプションでこれつけるとプラス20万ですって言われたとき「あ、いいですよ、つけて」って簡単に言ってしまうのはそのタイプ。なるほど、俺ぴったり当てはまるわ・・・。あるいは電車賃は節約するのに「フルーツいいですか」って言われて今日は奢っちゃうよ(byキャバクラ)って言うのもそのタイプ。

・・・生まれてすいません。

でもいいんですよ。それで節約している気になっているんだから。まずは気持ちから。そして働けど働けど我が暮らし楽にならざり。じっと手を見る。

貧乏・節約あるある。

シャンプー・リンスの最後は水で薄めて使いきる。しゃばしゃばリンスでも気にしない。

コンビニでもらった調味料は冷蔵庫で入れる場所を置いている。自分は最近、ソース、しょうゆを買ってない(それはそれで問題だけど)。

暖房代が勿体ないので部屋ではエアコンは使わない。まずは厚着。どうしても我慢できないときはハロゲンヒーターの前に陣取る(これ節約になっているのかしらん)。

なるべく歩くことにしている。2駅ぐらいなら余裕であるく。ここ10年ほどタクシーに乗ったこともない。そして途中で疲れてしまいついジュースを買ってしまう(節約になってない)。

スーパーでは安売りシールが張られるまでじっと待つ。ぎりぎり貼られてないときはスーパー内をぐるっと二周した。

賞味期限過ぎても「大丈夫」と言い聞かせて食べる。病は気から。そして食べたあと胃が痛くなって胃腸薬を飲む。かえって散財する。

食べ放題だと元を取ろうと無理して食べる。そして気持ち悪くなる。胃腸薬のお世話に。やっぱりかえって散財する。

電気はこまめに消す。実は電気をけしたりつけたりした方が電気代はかかるらしいがそんなの気にせず、こまめに消す。これ節約になっているのかなぁ。

トイレは一時期、「小は流さなくていいのかしらん」と思っていたことがあったのだがトイレが臭くなるのでやめた。本末転倒である。



全体的に節約になっているのかは疑問。


今日の本は、貧乏な話し。

藤澤清造短編集』西村賢太

あの西賢の師匠格にあたる藤澤の短編集である。

読むと

暗い
救いがない
みんなビンボがわるいんや

うーん、この本、読めば読むほど元気がなくなるんですけど。

まず出てくるのがほんとダメ人間。そして貧乏。なんか笑っちゃうほど貧乏。金に困る→無心→かしてもらえない→八つ当たりの無限ループ。ここにいるのはほんとにダメ人間なんですよ。嗚呼。

これ読むといかに西賢は藤澤の影響を受けているかわかるよ。だって言葉の使い方とかそっくりなんだもん。なるほど、西賢の使うたまに難解な熟語ってこれがルーツなのかとわかる。

まあ歴史的な価値としてはこの本は有りなんだけど面白かったかと言われると微妙だなぁ。あまりに原液すぎるんだよな。西賢と比べてみると流石現代の作家で十分西賢のがエンタメしているのが分かります。西賢好きなら資料として読むのはありだと思うんだけど、それ以外としてはそんな読む価値はないかなというのが素直な感想です。おすすめはしませんよ。

 

藤澤清造短篇集 (新潮文庫)

藤澤清造短篇集 (新潮文庫)